貼箱について

いつもナカヤマ紙工ブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。
 
弊社では、貼箱、高級化粧箱、桐箱、木箱、段ボール、釘箱、その他パッケージや
什器の保温カバー、透明カバーなども製造しております。
 
まず、貼箱について。
 
貼箱(はりばこ)とは、板紙(厚紙)や木製の生地に風合いのある洋紙や和紙を
貼り合わせた上品な化粧箱のことです。
付加価値の高いパッケージとして使用されています。弊社の高級化粧箱も芯材が
木製の貼箱の一種です。
 
昔の貼箱は障子貼りに使用するような生麩のり(しょうふのり)を水で溶いたものを
刷毛で塗って貼紙を貼っていたようですが、水分が多いため乾くと反りが生じ箱が
歪んでしまうという欠点がありました。
弊社では、昭和60年よりニカワのり塗布ラインを導入し貼箱を製造しています。
ニカワは生麩のりと違って箱が反ることはありませんので、現在の貼箱製造メーカーの
ほとんどはニカワのりを使用しています。
弊社の設備は当初よりだいぶ進化していますが、小ロットの場合やその都度サイズが
変更する貼箱は手貼りにて製造しています。
 
贈り物を中心としたギフト向の多い貼箱は、手間がかかるからこそ付加価値が高く、
贈り主のあたたかい気持ちが伝わるものだと思います。
弊社は、「つつんで、ひらく、しあわせ。」を企業理念に皆様がしあわせになる
パッケージを提案してまいりますので、お気軽にお問合せください。
貼箱・高級化粧箱・桐箱・木箱のご用命、お問合せはナカヤマ紙工までよろしくお願いいたします。