貼箱の四隅止め

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貼箱は、芯材(厚紙)を貼紙(和紙や洋紙など)でくるみ貼りして作ります。
 
しっかりした貼箱を作成するには、芯材がしっかりした形で固定されていることが重要です。
芯材の角をしっかりとスキマなくテープ止めした後、貼紙を貼っていく工程になります。
スキマができてしまうと、シワや破損の原因になってしまいますので、とても重要です。
 
この動画は貼箱の生地(厚紙)の四隅をテープ止めする工程です。
その設備の名は、そのまま「四隅止機」です。
 
小ロットや大きすぎる箱は通常一箇所ずつテープ止めしますが、この設備は専用の
木型を使用し、一気に四箇所止めることができます。
 
生産能力はこれもサイズによりますが、1時間あたり600〜2880個仕上がります。
手でテープ止めするよりもはるかに精度とスピードが出るので、とても重宝しています。
 
貼箱・高級化粧箱・桐箱・木箱のご用命、お問合せはナカヤマ紙工までよろしくお願いいたします。