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今日は高級化粧箱の金具止めについて。

 

高級化粧箱の金具の固定方法は２種類あり、「ネジ止め固定」そして「ツメ打固定」です。

「ツメ打固定」は箱本体に直接ツメを打ち込む固定方法です。

「ネジ止め」に比べ量産が出来ます。

 

弊社では、「ツメ打固定」に特注金具止機を使用しています。

単純な機械なので地元の燕市で特注したそうです。日本で有数の金属加工の産地である燕市

は素晴らしいですね。

昭和の高度経済成長期にはギフト向けにかなりの数量を使用していたと聞いています。

↑は、ニッケルメッキ金具（銀色）とクロメートメッキ金具（金色）です。

高級化粧箱の雰囲気によって使い分けます。

他に「バネ蝶番」という板バネの蝶番もありますが、作り方が特殊なので後日。

 

現在では「ツメ打固定」に使用できる金具メーカーが少なくなり、

上記の数種類しかなくなってしまいましたが、お客様のニーズがある以上、

このような作り方は絶やさないようにしていきたいと思っています。

 

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